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分離不安の症状がある子ども

分離不安の症状がある子どもは、常に何らかの不安を持っていると言われています。
気持ちが落ち着く家や部屋や人といったものから距離を置くと、大きな不安に包まれて苦痛を感じるようになるでしょう。
一緒にいないために見えない人のことを心配する様子が見られ、安否を確かめなければ落ち着くことができないほど不安になってしまいます。
自分と離れたところにいるうちに、信頼している人の身に何か良くないことが起こる可能性があると不安になります。
このようなことから、自分で外に出ることが不可能になったり、家にいたところで親と一緒の部屋にいないと気が済まない子どもというのもいるのです。
そうした子どもは、常に親と一緒でなくてはならず、家であっても親と離れることが不可能となります。
分離不安の子どもというのは、部屋に一人で眠ることも無理です。
自分がしっかりと寝付くまでは、付いていてもらわないとどうにもならない子どもも相当数います。
眠っている間、悪夢を見る子どもも珍しくなく、家族などに悪いことが起きる夢を見てしまいますます心配になってしまう場合もあります。
一緒にいられなくなる不安から身体的な症状が出る場合もあり、腹痛や頭痛、そして下痢などの症状が考えられます。
親が子どもからこれらの症状を訴えられたとしても、原因が分離不安にあるのだと判断しにくい場合があります。
不安に思うことでこうした症状に襲われることは稀なものではないので、身体的症状というのも分離不安に込められているということを理解しておきましょう。
これらの症状が1ヶ月以上続く場合には、分離不安障害だと特定されることがあり、治療を行ってもらわなければなりません。
早い段階で治療を開始すれば、自分で調整する方法を習得させることが可能となるため、早い段階での正確な治療が重要になります。